もっと詳しく ― 手順

操作方法(詳細)

接続・応答・切断の完全版です。交信のしかたで足りていれば、ここを読む必要はありません。

切断する

接続方法より先に、切断方法から。

手動 TG4000 切断

Meshセッション接続中で誰も送信していない状態 ―― HOLD 中TG4000(Group Call)または ID4000(Private Call)をダイヤルして PTT を押すと、Meshセッションを切断できます。

その際、Origin / Target 両方の SFRデジピーターに対して、システムから英語で音声アナウンスが流れます。

音声アナウンスの例
Origin=711111 / Target=711112 で Meshセッション発生中の切断 ―― 「711112 Not Linked」
当該 Meshセッションの Target TG を宣言して切断を案内します。

手動切断を行える局は、次の範囲に限られます。

  • 当該 Meshセッションにおいて音声フレームを確認できた局のみ
  • Origin / Target SFRデジピーターの ID(SFR管理者による強制切断操作用)

これにより、その Meshセッションに関連しない局による意図しない、またはいたずらによる切断制御を防いでいます。

自動 TG4000 切断

30 秒の HOLD タイムアウトになった場合、システムにより当該 Meshセッションが自動的に切断され、自動音声案内が流れます。案内の形は手動切断と同じで、Target TG を宣言します。

使いたい SFRデジピーターを 30 秒以上ワッチして何も聞こえなければ、Mesh 接続は発生していません。そのまま呼び出せます。

接続する(Origin SFR 側)

Target 側では、Meshセッションとしてのリンク通信か SFR ローカル通信かの見分けはつきません。どの SFRデジピーターからの接続かも分かりません。最初にアナウンスすると、Meshセッションであることが伝わります。

  1. 接続元(Origin)となる SFRデジピーターの CH に合わせる
    CH 設定は通常のアクセス時と同様です。
  2. Manual Dial で Target の TG 番号を入力する
    このとき Group Call モードになっていることを確認してください。Private Call モードでは動作しません。一般的には # を押すことで GC と PC が切り替わります。
  3. PTT を押し、送信開始とともに送話する
    Target SFRデジピーターが BUSY でなければ Meshセッションが確立し、直ちに音声が配信されます。そのままお話を続けてください。
  4. 交信は TG1 で続行する
    返信がある時点で Manual Dial モードは解除されるのが一般的ですが、ホームや戻るボタンを押すなどして、その CH の標準設定状態に戻します。Meshセッションが解除されるまでは TG1 のままで Target SFRデジピーターに接続できます。

最初の接続時にアナウンスを
配信開始後 1〜2 秒で送信を止めると、すぐに Target 側の自動音声ID装置が起動することが多々あり、その後 Origin 側の ID 装置もそれに反応して送出されるタイミングがあります。また、相手先の受信局が Mesh 回線に接続されている状態にあることが分からず、ローカル通信のつもりで応答するケースもあります。

例)自局のコールサインなどに続けて「藤沢デジピーターから、青梅デジピーター向け SFR-Mesh経由です。」のようにアナウンスして頂けると、相手方の心の準備が整います。ご協力をお願いいたします。

 

注:この最初の送信ストリームは Target TG で送信されています。接続元 SFRデジピーターをワッチしている他の局は、この送信を受信できません。(すべての TG を受信可能な無線機や、その SFRデジピーターに割り当てられている TG が RX Group に含まれている場合は受信できます。)

SFRデジピーターの設定が CC1 / TG1 の場合は TG1 で交信します。他の TG が標準 TG となっている場合(例:CC3 / TG3)は TG3 です。各 SFRデジピーターの通常 TG のまま交信を続行できる仕組みです。

注:HOLD タイムは 30 秒です。最後の送信、または Target 側からの受信完了から 30 秒経過すると Meshセッションが解除されます。何らかの理由で Meshセッションが消滅した場合は、操作 2 を繰り返してください。

通常、最後の音声ストリームから 30 秒で自動的に切断されますが、交信終了後は不要な配信を防止する観点から、手動 TG4000 を入れて切断することをお勧めします。

応答する(Target SFR 側)

  1. SFRデジピーターの CH に合わせてワッチする
    CH 設定は通常のアクセスと同様です。
  2. そのまま TG1 で応答する
    Meshセッションが有効な間は TG1 のままで Origin SFRデジピーターに接続できます。ラウンドQSO などで複数の局が送信する際も TG1 で送信してください。

SFRデジピーターの設定が CC1 / TG1 の場合は TG1、他の TG が標準 TG となっている場合(CC3 / TG3)は TG3 で交信します。

話し始めは、一呼吸おいて

音声配信が開始されるまでに 0.31 秒ほどの立ち上がりコストが発生します。この立ち上がり部分では頭切れになることがありますので、Meshセッションの最初は一呼吸おいてから話し始めることをお勧めします。実際に Target SFRデジピーターで音声バーストが発生するのは、おおむね 3 秒後です。

一度 Meshセッションが確立すると立ち上がりコストが減りますので、レスポンスが良くなる傾向があります。

通信が途切れたとき

通信中に RF 環境の変化により、無線機からの VTERM(送信終了を示す制御信号)をホットスポットが受信できない場合、ホットスポットの RF ハングタイムにより VTERM が付加されます。ただしホットスポットとサーバー間で通信障害や揺らぎがある場合は、VTERM を確認できません。

この直後に RF が復旧した場合や、ホットスポットのネット通信が回復した場合には、Meshセッションは維持されたままストリームが新規となります。セッション内でのストリーム更新後、再接続に 0.29 秒ほどの立ち上がりコストが生じ、その後 14〜29 ミリ秒の配信再開コストも発生します。